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凝り性なB型管理人のつぶやき

☆記載内容に関して☆ 管理人一人で管理してます、記載内容は全て、管理人個人の見解と思い付き、よって個人主観の塊です、初めてお越しの方は、カテゴリーから『始めにお読み下さい』を、見ていただくと嬉しく思います。

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逆に静かになった?

昨日、フルクラムのリヤのコグ(カンパ)を整備しました。
ハブ側のクリアランスは、一旦、ワンウェイカムを組まずに仮組みして確認
ハブシャフトの位置決めの段付き部にシムを入れるか検討しました。
現状は必要ないと判断・・・・わずかにダストシールが触れる程度・・・・おいしい感じです。

さて、ワンウェイカムをどう調理するか・・・・・
1.開きのテンションを最低必要にする。(フリー作動を軽くする目的)
2.潤滑用の油脂を選定する。(カムの動きを妨げず、耐磨耗性を考慮する)
思いつくのはこの2点・・・・・

少ない部品を眺め・・・・・その時です閃きました。
位置関係を確認しながら、調整を進めます。
いよいよ組み立て
カムの支点部分にチタングリスを使用(チタン粒子入のシリコングリス)
テンションリングスプリングを組み付ける・・・・カムの動きをチェック
潤滑用にチタングリスを塗布いよいよハブに挿入
固定用のキャップナットを締めこみますコグの動きを妨げず緩まない最低限のトルクで・・・・
試走行の後緩みを確認して、必要ならロックタイトを使用します。

フリーを作動させると、予想に反して静かになった?!
非常に軽い動き、カムがかかる時はなんとアメリカンクラッシクのような感じで少し音が響く感じ。

横で作業を見ていたオーナーからは笑顔が・・・・
早々に本日試走行をするそうです(日よりも良いですし)
6月6日のレースに向けて最後の人車一体の調整です。
また、良い成績が出れば励みになります。

駆動効率アップの残す所は?
ボトムブラケットとリヤデレーラのフリースプロケット2点
こちらをどのように調整するか思案中です・・・・・

今回は、新しい作業に夢中になり工程も少ないので写真を撮影忘れました。
次の整備の機会に忘れなかったら撮りたいです。

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自転車のベヤリングの話し 番外編

フルクラムのリヤはまだ手つけずでしたが、昨晩作業しました。
物理的に、コグパーツが付くので実質シャフトを回すとコグの分重く感じます。
実際は、コグとホイルの摺動抵抗部分はワンウェイラチェット部分
こちらは、今晩考えます。
さて、分解しますか・・・・

DSC07909.JPGDSC07910.JPGDSC07911.JPG
コッターを抜いて、コーンを抜き、シャフトを抜きます。
ダストシールを取れば、球が・・・保持器に嵌ってるのわかりますか?

DSC07912.JPGDSC07913.JPG
こんな感じに保持器に、付いてます・・・・
右はオイルレス、保持器レスで入れ終わった状態、この後シャフトの挿入です。

今回は、レースを皮バフをして表面を処理して組んでいます。
サクサクっと組んで、ケミカル処理、プリロード調整で完成です。

この状態ですと非常に軽く回せます、後はコグとの摺動抵抗との戦いです。
いかに、ラチェット部の抵抗を減らすかです・・・カムの作動音は大きくなるでしょうね。
 

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自転車のベアリングの話 その3

前回は、準備工程
球の大きさを何故ゆえ測って分けるか?疑問も有ると思います。
保持器無しで組みつけると18個の球を使います。

バラバラの大きさの球よりできるだけ同じサイズの方が良いに決まってます。
そこで下記のように振り分けました、使用はAのみ、A+B、Bのみ、B+C、Cのみの比較的均等な5グループの使いが可能です。
A:3.960~3.959
B:3.958~3.957
C:3.956~3.955

たとえば3.955ばかりの中に3.960が3~5個入ったと仮定しましょう
組み立て時、コーンを締め込み、カップに球が当たります、その時大きいのから当然当たります、他はまだ隙間(わずかですが)が有る状態です、この差をなくしたいからです。
この隙間が曲者で、レースを傷め、スグにガタが来る>締める他の球がやっと当たる、しかしその頃、レースにはわずかですが、フレアーが出来ている可能性が高いです、やっと働き出した球を今度はレースが痛めます、よって、寿命が短くなる、これを防ぐには、初期プリロードを上げる、粘度の高いグリスが必要と思う、よって回転が重いとなるかと思います。

さて、これから分解です。
DSC07856.JPGDSC07857.JPGDSC07858.JPG
ヘックスレンチでハブシャフトの片方のエンドを緩めます、続いてコーンレース押さえのロックボルトを緩め取ります、コーンコッターの摺り割りにマイクロドライバーのマイナスを指して、勘合を緩めます。

DSC07859.JPGDSC07860.JPGDSC07861.JPG
コーンコッターを抜き、コーンを抜き上げます、これで反対側にハブ中空シャフトを抜きます、ダストシールをハブの溝から外して、球とご対面です。

DSC07862.JPGDSC07868.JPG
純正品は、樹脂の保持器に球がスナップで嵌っています、球の大きさからしても保持器との接触面積の大きさはかなりあります、球を摘んで回すと摺動抵抗はかなり感じます。隣の写真はハブからすべて抜いた状態です。

DSC07871.JPGDSC07869.JPGDSC07870.JPG
レースと球の当たり(軌跡を確認)を見て健康状態のチェック
ハブ側は全周に渡って均一な幅で当たった跡と、目立つフレアーも有りません。
軸側の状態は・・・・回すと良くわかりますが、ハブ側とほぼ同等な幅で当りがありますが、徐々に細くなり右側の写真のような少し輝きも無くなった薄くなったような跡があります、これは固定側のレース特有の軌跡です。
賢明な方ならお分かりかと思いますが、ハブ側と同等の状態部分が自転車の下方向に向いていた部分です。
よって右側の写真は上部に向いていた部分、この軌跡からしてもよい状態だったと推測できます。
組み付け時のプリロードが強すぎた場合、弱すぎた場合でこの右側の写真の軌跡が変わります。

洗浄の後、余分な油分が無いか、傷の状態を確認後組み立てです。
DSC07872.JPGDSC07873.JPG
保持器無しで組む場合は非常に困難です、通常はカップにグリスを塗りこみ、其処に球を並べ、コーンを挿入します、写真でもわかると思いますが、一切油分は使わずドライで、組んでいます。

ここから、ケミカル処理です。
DSC07874.JPGDSC07877.JPGDSC07878.JPG
ドライヤーで、45~50℃程度まで温めます、テフロンを添加した、ベアリングオイルを薄く付けながら、ハブシャフトを回します、充分に行き渡るように・・・・
ここで、温めるのは、テフロンを反応させて定着をよくするためです(キュアリングとも言います)

DSC07879.JPGDSC07880.JPG
テフロンの次は、グリスですが私はセラミックグリスが好きです、ベースはシリコングリスで非常に粘度も低く最低限の保持性能を持っています、当然シリコン系ですの防水性はあります。
模型じゃないですが、タミヤのセラミックグリスが好きです。

DSC07884.JPGDSC07876.JPG
最後のフリクションロスの軽減・・・・
ダストシールのコーン側のリップをカッターで取り除きます、組み付けするとわずかですが軸側に隙間が出来ます、球が見えていると思いますが、これで完成です。

この後、最後のプレロード調整、少しずつ締め込みながら回転の重さを利きます、締めては緩めを繰り返しコーンの納まりを出します。
この調整が終わったら、自転車に装着して、慣らし走行、その後回転の状態を確認しながら、再度調整、ベストの状態を出して、レースに使います。
レース終了後は当然分解整備をしますので、このような方法で充分かと思っています。

当然、ハブシャフトを指で弾くだけで、軸の慣性で回るようになったのは言うまでもありません。
さぁ、ここまで手間をかけてどれほどの効率アップになったのでしょう、やはり、オーナーのシャフトを回した時の反応を見ていると、やはり気力のアップになった方が大きいような気がしてなりません。
サァ、次はリヤも同じように整備します。

さて残すは、ボトムブラケットのベアリングは残っています?どう調理しようか思案中です。
ハブのベアリング談は今回でとりあえず一段落、進展あったらまた忘備録として記事を載せます。
期待せず、待っていてください。

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自転車のベアリングの話し その2

今日は、雨も降り外では遊べません・・・・
午前中は、相変わらず仕事で、制御盤のトラブルでチョット遅くなりました。

前回は、かなり考察的な記事でしたが、ケミカルチューンのお話しを少し・・・

テフロンは、どなたもご存知のアイテムです
オイルに添加されて、非常に細かい粒子状になって浮遊して転がり抵抗を減らす、粒子が表面の細かなキズに入り込み表面を滑らかにする、非常に摩擦抵抗が低いのも特徴です。
元々はフッ素樹脂の仲間で、デュポン社の開発した商品の一つで、代名詞的に使われている。

これらを添加したオイルを利用して、ベアリングの転がり抵抗を減らすのが目的です。

方法は簡単、ベアリング両面付いているシールを片方取り、パーツクリーナーなどでグリスを洗い流す、無い場合は灯油、ガソリンなどを利用してもよいでしょう、シールがラバー製ですので、変形などには注意してください。
この後、充分に乾燥して、軽く指で回してみてください、何かざらついた感じがしますが、これが、金属同士の転がり抵抗です、このまま使えば、磨耗、変形が早く進み寿命が大変短くなります。
このベアリングを、ドライヤーなどで45度~50度程度まで暖めて、テフロン添加のオイルをよく撹拌して、数滴塗布します、そのまま回してください、表面にテフロンが定着しやすい状態ですので充分に回します、回していると、スムーズになるのがよくわかります。
この後、防水も兼ねて、シリコングリスなどを薄く塗布します(チタン、セラミック等の添加されたグリスも良いかもしれません)

上記方法で処理した、ホイルを、現在通勤で毎日(若干の雨天走行もあるようです)知人が利用しています、今日はそれの中間報告で、フルクラムホイルと一緒に持ってきました、指でシャフトを弾けば、異音も無く数秒間は、慣性のみで回るまでコンディションがよくなってます、このまま梅雨明けまで利用して、防水性の状態を確認したいと思っています、セラミックベアリングよりよく回る感じを受けました。

さて、今日の本題はフルクラムホイルのカップコーンの組みなおしをしました。
球のみ組み付けをトライしたいと思います。
DSC07847.JPG DSC07846.JPG
今日は室内です・・・
絶縁シートを引いて作業です・・・・まずは球のサイズ分け
DSC07852.JPG DSC07848.JPG DSC07851.JPG
1個づつ寸法をマイクロメータで測ります(デジタル表示付きの方が良いです0.001単位で測定します)
測定にて3グループにします。
c497d800.jpeg
このように分けていきます、5/32インチサイズです。
各サイズ20個程度分けたら、ハブの分解です。

分解は、サクサクっと行えますが、組み立ては・・・・
基本オイルレスで組みます、それもボールの保持具は組みません、シマノのカップコーンタイプなどは、保持具はありませんし、そもそも保持具が球が回る時、摺動しますこれが以外に抵抗が大きい。
その為、保持具レスで組みます。
また、オイルレスで組み、その後先に紹介のケミカルチューンを考えています。

続きは、次回に・・・・
やっと、写真付きの記事が出来た・・・続きもしっかり写真あります、お楽しみに・・・

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VGN-G1ABNSの続き その2

G1ABNSのダウグレードの続きの作業
昨日基本作業は終了していましたが、デバイスの項目でどうしても消えない不明なUSBデバイスが一つ何だろう・・・・・考えながらとりあえず他の作業を必要な他のプログラムなどをインストール。
それに合わせるかのようにWindowsUpdateProgramが色々入ってくる、なんと多いのだろうか。

一通り落ち着いてふとFelicaポートが目に付く
あっこれだ、これも内部的にはUSB接続の端末だ、きっとこれだ、DLしたアプリケーション群にも無い、とりあえず、FelicaポートはSONYの技術サイトに無いか調べたらこちらはしっかりありました。

下記においてありました、早々にDL、インストール
http://www.sony.co.jp/Products/felica/pcrw/fsc_dl.html

終了後デバイスの表示をしたら見事に全てにドライバが割り当たった状態です。
これで基本完了です、ここでHDDの内容をバックアップしておけば、何かあっても大丈夫です。
さぁこれで、大変使い勝手の良いPCに生まれ変わりました。
今までは、コピー専用機的になっていました。
あわてた作業をするのでもなく、モッサリ起動も気にならない
動いてしまえば、ディスクをセットして、解析、エンコード、焼き作業ですので・・・・
しかしこれで、より持ち運びのよいモバイルPCになってくれました。

しかし、ここでまた何か、コピー専用機置かなければ・・・・

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