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凝り性なB型管理人のつぶやき

☆記載内容に関して☆ 管理人一人で管理してます、記載内容は全て、管理人個人の見解と思い付き、よって個人主観の塊です、初めてお越しの方は、カテゴリーから『始めにお読み下さい』を、見ていただくと嬉しく思います。

自転車のベアリングの話し その2

今日は、雨も降り外では遊べません・・・・
午前中は、相変わらず仕事で、制御盤のトラブルでチョット遅くなりました。

前回は、かなり考察的な記事でしたが、ケミカルチューンのお話しを少し・・・

テフロンは、どなたもご存知のアイテムです
オイルに添加されて、非常に細かい粒子状になって浮遊して転がり抵抗を減らす、粒子が表面の細かなキズに入り込み表面を滑らかにする、非常に摩擦抵抗が低いのも特徴です。
元々はフッ素樹脂の仲間で、デュポン社の開発した商品の一つで、代名詞的に使われている。

これらを添加したオイルを利用して、ベアリングの転がり抵抗を減らすのが目的です。

方法は簡単、ベアリング両面付いているシールを片方取り、パーツクリーナーなどでグリスを洗い流す、無い場合は灯油、ガソリンなどを利用してもよいでしょう、シールがラバー製ですので、変形などには注意してください。
この後、充分に乾燥して、軽く指で回してみてください、何かざらついた感じがしますが、これが、金属同士の転がり抵抗です、このまま使えば、磨耗、変形が早く進み寿命が大変短くなります。
このベアリングを、ドライヤーなどで45度~50度程度まで暖めて、テフロン添加のオイルをよく撹拌して、数滴塗布します、そのまま回してください、表面にテフロンが定着しやすい状態ですので充分に回します、回していると、スムーズになるのがよくわかります。
この後、防水も兼ねて、シリコングリスなどを薄く塗布します(チタン、セラミック等の添加されたグリスも良いかもしれません)

上記方法で処理した、ホイルを、現在通勤で毎日(若干の雨天走行もあるようです)知人が利用しています、今日はそれの中間報告で、フルクラムホイルと一緒に持ってきました、指でシャフトを弾けば、異音も無く数秒間は、慣性のみで回るまでコンディションがよくなってます、このまま梅雨明けまで利用して、防水性の状態を確認したいと思っています、セラミックベアリングよりよく回る感じを受けました。

さて、今日の本題はフルクラムホイルのカップコーンの組みなおしをしました。
球のみ組み付けをトライしたいと思います。
DSC07847.JPG DSC07846.JPG
今日は室内です・・・
絶縁シートを引いて作業です・・・・まずは球のサイズ分け
DSC07852.JPG DSC07848.JPG DSC07851.JPG
1個づつ寸法をマイクロメータで測ります(デジタル表示付きの方が良いです0.001単位で測定します)
測定にて3グループにします。
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このように分けていきます、5/32インチサイズです。
各サイズ20個程度分けたら、ハブの分解です。

分解は、サクサクっと行えますが、組み立ては・・・・
基本オイルレスで組みます、それもボールの保持具は組みません、シマノのカップコーンタイプなどは、保持具はありませんし、そもそも保持具が球が回る時、摺動しますこれが以外に抵抗が大きい。
その為、保持具レスで組みます。
また、オイルレスで組み、その後先に紹介のケミカルチューンを考えています。

続きは、次回に・・・・
やっと、写真付きの記事が出来た・・・続きもしっかり写真あります、お楽しみに・・・

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