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凝り性なB型管理人のつぶやき

☆記載内容に関して☆ 管理人一人で管理してます、記載内容は全て、管理人個人の見解と思い付き、よって個人主観の塊です、初めてお越しの方は、カテゴリーから『始めにお読み下さい』を、見ていただくと嬉しく思います。

リヤデレーラのフリースプロケットのベアリング

ボトムブラケットのベアリングは、基本的に、薄型のベアリングです。
勿論、耐防塵性、耐防水性などの関係で、ラバーシール型の接触型が組んであるようです。
グリスは、妙に粘るタイプ(極耐圧型のようです)
こちらも、無論脱脂した上で、シリコン系に変更
非常に軽くなりました。

ついでに、ペダルのシャフト部分も分解、シマノが付いていましたが、樹脂のカラータイプの固定用
その先に、べダルとの転がり接触のスリーブが組んでありました。
分解してみると、コーンカップタイプのベアリングです。
こちらも、当然グリスのタイプを変更大変軽くなりました。

最後のベアリング化・・・デレーラのフリースプロケット
DSC07932.JPGDSC07915.JPGDSC07917.JPG
モデルはカンパです。
分解して、スリーブの寸法を測定、外径8mm内径5mm長さは8mmほど
ベアリングリストをPCで検索・・・・この型番手持ちがあったような気がする
早々にストックケースを見てみます・・・・ビンゴ!!ミニチュアベアリング

スリーブのサイズを再度きちんと測定、幅をあわせます(7.9mmです)
0.1mmと0.2mmのぴったりのサイズのシムがあるのです。
1箇所に付きベアリング2個+メタルブッシュ1個+0.2mmシム2枚で同じサイズです。

ベアリングの耐久性は気になる方もいると思うので・・・・
基本定格荷重:動22Kgf 静9.5Kgf
グリス潤滑:49000rpm
参考質量:0.4g
デレーラーのテンションは手で動く程度の数Kgf
回転数はまず1800rpmを超えることは無いので・・・
(700Cのホイルで40~50Km出しても軸回転は500rpm程度その3倍として計算しても)
ここだけの話し・・・型番はAW675ZZ(NTN)です

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裏側のダストカバーを付け、ベアリングを入れます、続いてシムを1枚

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カラー代わりのメタルブッシュを入れ、シムを又入れます、ベアリングを入れれば完了

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シャフトボルトのネジ部にロックタイトの青色を塗布して、組み上げます。
締め付けトルクは、約1.2Nm程度・・・あくまで緩まない程度
これで指で弾けば、写真の様に惰性で軽く回ります(^^)v大成功です。

トータル的に駆動力を伝えるチェーン周りのローフリクション化完了です。

どこまで効率が突き詰めれたか不明ですが、明らかにクランキングのトルクは低下しました。
この低下分が、今まで浪費していた部分です、その分駆動力になっているはずです。
きっと感覚的には、踏めば、踏む分自転車が前に出る感じがします。
下りでは、ハブの抵抗、クラッチの抵抗、など減った分、よく転がる感じです。

午前中、知人は近くの峠に行ってきましたが、上りが平均1枚上のギヤーが使えたそうです。
これがどれほど凄いのか、自転車に乗らない私はわかりませんが、効率的には確かに良くなったことですね。

ここで、ベアリングのトータルチューニングは一旦終了ですね。
1週間慣らしをした上で、レース前に最終調整兼ねて点検です。
さて、次のフリクションロスを減らす方法を考えましょうか・・・・・・挑戦は続きます。

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