さてと、前回に続きプラレール車両の修理
分解して、構造設計の素晴らしさ(子供のおもちゃの領域をやはり超えている)に驚きながら作業を進めます。
プラレール車両の動かないトラブルの大半はギア割れ
ギアボックスを引っ張り出します。
各連結部には配線が渡っています。
注意深く抜き出し、駆動輪横のギアを調べるとやはり割れています。
オ?ギアボックスからもギアの破片
内部のどこかのギアが割れて外れている様子。
モーターにつながる線と青色の線側のコンデンサ(モーターについている茶色いやつ)の足も外す。
ギアボックスのネジ5本(長さと大きさが違うのが有るので注意)を外すとボックスが開く事できます。
スプリングは過負荷が掛かった時力を逃がすクラッチですね、軸に組まれた状態ですので、飛び跳ねることはないので大丈夫。
割れて外れたところはウォームホイルの横のギアのようです。
色々ギアを調べたら、軸穴はφ2.0厚さ5mm10Tモジュール0.6(外径φ6)
規格としては標準的なモーターピニオンギアでも、最近はモジュール0.5が多い10Tだと外径5mmになるしモジュールが合わない・・・
工作用にストックしているモーターベースの中にあるピニオンギアが合いそう、サイズを測定すると、見事に合致軸穴は1.9mmこれだけは加工して大きくします。
このように、樹脂クローのプライヤーで咥え、2mmのドリルでさらえばOK
まずは、ウォームホイル側・・・・かみ合いも上々
駆動輪の横のギアも交換圧入して軸の突出し3mmに合わせる。
組み込みギアボックスを完成させる。
後は分解の逆をたどって組み上げます。
作動させるとスムーズに動くのでOKですね。
レールを組んで走行テスト・・・なんか、ピヨピヨ感が左右に揺れながら走る
やはりおもちゃの領域は出れないか?
T台車の構造に?左側が改良前、右が改良後
フレームに台車を組んでレールを差し込むと傾く違いわかります?
レールにフレームを乗せ横から押す傾きの違いわかりますか?
T台車の構造に?安定輪とレールの位置関係の違い
T台車には走行輪と安定輪が有ります、安定輪がスプリングのテンションでレールを挟むようにしてあるが、どうもハの字で隙間が有る台車のベース部を削り閉まるようにする。
ハの字を少しでも改善するように、遊びを調整
安定輪がレールをしっかり挟んだようになればピヨピヨ感が低減できそう
組み立てて、試運転しますか。